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XP搭載R/Tシリーズ向けリカバリ情報
■ リカバリ概要 ■
- 光学ドライブを持たないR/TシリーズはHDDの隠し領域からリカバリを行う
- 他社ノートにあるような、いわゆる「リカバリディスク作成ツール」は存在しない
- 松下からもリカバリディスクの入手はできない。ただしR4/T4以降は4,000円程度で購入可能(Part90-441)
http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/1038/app/servlet/qadoc?001332
- Windows Vista搭載のR/Tシリーズはリカバリディスクも同梱される
- リカバリ領域の不可視化について
- BIOSで論理的に隠蔽している(最大容量が3GB少ないHDDに見せかける)。よってFDISKやFORMATで破壊される心配は無い
- HDDを取り出して他のPCに繋げば本来の容量に見えるが、パーティションテーブルは空のままである。よってHDDを取り出す前に可視化を行う必要がある
- 初代R1ではファイルシステムを「種類84(非DOS)」に変更してOSからは見えなくしているが、BIOSからは見えている。よってFDISKやFORMATで破壊される可能性があるので注意
- 各項目の作業前に「HDDパスワード」と「TPM」が解除されていることを確認しておく
■ HDD換装時の全コピー手順 ■
HDD換装の際にOS領域とリカバリ領域を丸ごと移行する手順をまとめたものです
機材に多少の投資が必要ですが、試行錯誤の手間暇を考えればトータルで割安になると思います
- 必要機材
- Acronis製MigrateEasy6.0以降またはTrueImage7.0以降
※ソースネクスト版TrueImage PersonalはUSB-HDDを認識しないため不可。Personal2もクローン機能が無いため不可
※TrueImage9.0初期Ver.はトラブル報告あり。最新の9.0Home版(build3884)推奨
- ブート可能なUSB光学ドライブ
※MigrateEasy/TrueImageの起動FD(7枚組)でブートする忍耐力があれば光学ドライブ不要
※TrueImage9.0以降はメディアビルダでUSBメモリを指定→USBメモリから起動することも可(但しR3D/T2E以降)
- ブート可能なUSBフロッピードライブ
- 空のフロッピーディスク
- 換装用2.5"HDD
- USB-HDDケース(2.5"-PATA用)
※USAT-3チップ搭載品を推奨:玄人志向GW2.5KR-USB2.0、挑戦者SOTO-2.5XUBS
- 換装前の作業
- HDD初期不良チェック
- 換装用HDDをUSB-HDDケースに入れてPCに接続
- [ファイル名を指定して実行]→[diskmgmt.msc]でディスク管理を起動
- パーティション作成とフォーマットを実行。完了後に読み書きが行えればOK。不具合があれば即返品すべし
- 念のため不良セクタスキャンを行っておくと安心
- HDDチェックが終わったら一旦シャットダウンする
- USB-HDDケース相性チェック
- MigrateEasy/TrueImageのブータブルCDをUSB光学ドライブにセット
- USB-HDDケースとUSB光学ドライブをPCに接続し電源ON。[F2]を押してBIOSメニューに入る
- 起動メニューに入り[USB CD/DVD]を最上位、[フロッピードライブ]を2番目に設定
- 保存して終了し再起動。MigrateEasy/TrueImageが起動したらUSB-HDDが認識されているか確認
- USB-HDDを認識しない場合はUSBポートを入れ替えて再起動してみる。それでもNGならUSB-HDDケースを推奨品に買い換える
- HDD認識チェックが終わったら電源をOFFし、USB-HDDケースとUSB光学ドライブを外す
- 起動用フロッピー作成
- XPを起動してUSBフロッピードライブを接続
- 「MS-DOSの起動ディスク作成する」をチェックしてFormatする
- 完了したらUSBフロッピードライブを外す
- リカバリ領域可視化
- エクスプローラの[ツール]→[フォルダオプション]→[表示]タグに入り、
「すべてのファイルとフォルダを表示」を選択。「保護された〜」のチェックを外す
- [ファイル名を指定して実行]→[c:\util\oxp\tools\showRHDD.js]を実行
- 再起動がかかるので[F2]を押して一旦BIOSメニューに入り、電源SWで電源をOFF
- HDDクローン処理
- USB-HDDケースとUSB光学ドライブを接続し、MigrateEasy/TrueImageをCDブートで起動
※WindowsXP上でクローン処理を行うと失敗(Part75-781,787)
- 「ディスクのクローン作成」を選択
- クローンモード「手動」を選択
- 移行元HDDを選択。リカバリ領域にカーソルを合わせ、表示される容量を正確にメモ(R2/R3では3.003GBなど)
- 移行先HDDは「移行先HDD上のパーティションを削除」を選択
- 元のHDDの処置は「データを保持」を選択
- 移行方法は「手動」を選択。「レイアウト変更を行う」をチェック
- リカバリ領域を先にメモした容量で最後方に割当
設定スライダの左端を動かして少なめの容量に合わせ、パーティションの▲ボタンで容量を調節するとよい
- 余った領域をCドライブに再割当。パーティション分割を行いたい場合は未割当領域に必要容量を残しておく
- 割当が完了したら「レイアウト変更を行う」のチェックを外して次に進む
- コピー実行。完了したらUSB-HDDケースから換装用HDDを取り出す
- HDD換装
- 換装後の作業
- USBフロッピードライブを接続し、起動用フロッピーからブート
- コマンドプロンプトから「c:」→「cd tools」を実行([:]入力はシフト+[;])
- 「makebeer /copy」を実行。ここでエラーがでなければ成功
- 「makebeer /ndos」→「recvmode /normal」を実行して*電源OFF*
- 電源を投入して[F2]でBIOSメニューに入り、リカバリメニューが表示されればOK
- 必要により起動順序を修正して保存
- 初回起動時、換装HDDを新しいハードウェアとして認識。再起動で作業終了
- 必要により[ファイル名を指定して実行]→[diskmgmt.msc]でディスク管理を起動し、未割当領域のパーティションを作成
- 取り出した換装元HDDはUSB-HDDケースに入れて有効に活用
- 補足
- 「makebeer /copy」で「Invalid Partition Address xxx , expected=xxx」のエラーが表示された場合はリカバリ領域のクローン処理に失敗している。対策としてはオリジナルHDDをUSBケースに入れて逆向きに再度クローン処理を行う。このときリカバリ領域の前に空き領域を▲ボタン1押分確保することでトラブル解決の報告がある(Part139-854〜886) ※TrueImage11と特定HDDとの相性?
- TrueImageでクローン処理を行うと[元のCドライブ]-[未割当領域]-[リカバリ領域]となる場合がある。これはリカバリ領域をシリンダ境界に配置するために生じる。この状態が気になる人は換装後リカバリメニューから「工場出荷状態に戻す」を行うと[元のCドライブ]+[未割当領域]の容量でCドライブが生成される。
■ リカバリ領域のバックアップ(Part43-990) ■
リカバリ領域を削除して容量を増やしたり、万が一に備えたい方のためのバックアップ手順です
- エクスプローラのフォルダオプションを変更。「すべてのファイルとフォルダを表示」を選択、「保護された〜」を外す
- c:\util\oxp\tools にリカバリ領域操作用スクリプトがあることを確認する
showRHDD.js (可視化)、hideRHDD.js (不可視化)
delRHDD.js , delRHDD2.js (削除)※R3D/T2D以降は存在しないが旧機種から流用可(Part44-30)
- showRHDD.js (可視化)を実行。再起動後にリカバリ領域がDドライブ(FAT32-3GB)として見えるようになる
- 各種HDDツール(Acronis TrueImage、Norton Ghostなど)を使用して、リカバリ領域をバックアップする
- バックアップ完了後、hideRHDD.js (不可視化)を実行することで元の状態に戻る
- 容量を稼ぎたい場合はリカバリ領域を削除してCドライブに結合する(PartitionMagicを使うと便利)
- 削除後にリカバリが必要となった場合は、パーティションを再作成してリカバリ領域のデータを復元する。その復元領域をアクティブにして起動すればリカバリ可能。ただしBIOSメニューには表示されない。
■ BIOSへのリカバリメニュー表示方法(Part44-11) ■
バックアップしたリカバリ領域を復元する際、BIOSメニューにリカバリ項目を表示させる手順です。
- PartitionMagicを起動しHDD最後方に3074.9MBのFAT32領域を確保
- 上記領域にリカバリデータを復元
- PartitionMagicのFD1枚目にあるPTEDITを起動
- リカバリ領域のエントリ(Type 0cの段の情報)を4段目に移し、もとのエントリはすべて0で埋める
- 4段目のセクタ情報のうち、StartingとEndingの両方を「Cyc:1023 , Head:0 , Sector:1」に書き換える
- リブートしてFDからMS-DOS起動。c:\tools\に移動し、「makebeer /copy」→「makebeer /ndos」→「recvmode /normal」を実行し*電源*を落とす
- 電源を再投入しBIOSメニューに入るとリカバリが表示されるようになります
※初代R1はmakebeerが無く、種類84に変更するだけでOK
※「makebeer /ndos」「recvmode /normal」は R3 で追加(Part43/990)
■ BIOSへのリカバリメニュー表示方法(PartitionMagic不要版) ■
リカバリ項目BIOSメニュー表示の別手順です。PartitionMagicは不要ですが、事前にリカバリ領域から必要ファイルを抽出した専用起動ディスクを作成しておく必要があります。
- 専用起動ディスク作成
- 「MS-DOSの起動ディスク作成する」をチェックしてFDをフォーマット
- リカバリ領域を可視化し、リカバリドライブの[\tools]フォルダにある[makebeer.exe][recvmode.exe][clrptbl1.com]を専用起動FDにコピー
- 同様に[\windows\command]フォルダにある[fdisk.exe]を専用起動FDにコピー
- 作業が終了したらリカバリ領域を不可視化しておく
- リカバリ領域再作成
- 専用起動FDでブート
- [makebeer]を実行。パーティション情報が残ってる場合はfdiskを起動して全消去
- [makebeer 3]を実行(リカバリ領域3GBをHDD最後方に確保)
- [makebeer /fat32]を実行(パーティション#4をFAT32形式に変更)
- [makebeer /active]を実行(パーティション#4をアクティブ化)
- [fdisk /mbr]を実行(念のためMBRを上書。パーティションテーブルは不変)
- [recvmode /normal]を実行(通常モード設定。Editモードのまま復元するとSectorがズレる)
- 再起動してHDDツールを起動し、リカバリパーティションを復元(TrueImageでは位置/サイズを変更せずデフォルトで)
- 復元が完了したら再起動して専用起動FDでブート
- [makebeer]を実行。パーティション#4がクリアされている場合は[makebeer /fat32]を実行
TrueImage8.0以前で復元した場合はパーティション#1にゴミが残るので[clrptbl1 /c]も実行
- [makebeer /copy]を実行(パーティション#4の先頭セクタをCMOSにコピー)
- [makebeer /ndos]を実行(パーティション#4を非DOS領域としてwindowsから隠す)
- [recvmode /normal]を実行(念のため通常モードに戻す)
- 再起動してF2でBIOSメニューに入り、リカバリメニューが表示されればOK
※初代T1、R3DとTrueImage7.0、Ghost2003で確認しました
■ リカバリDVD作成方法 ■
- 「HDDリカバリ方式」は外付ドライブを購入せずに済み、短時間で復旧できる点が有利です。
- しかしHDDがクラッシュした場合は回復手段が無く、メーカ修理が必須となってしまいます。
- 自己責任でHDD換装して復旧を急ぎたい方にとって、HDDリカバリは余計なお世話以外の何者でもありません。
- そんなモバイル廃人のためにリカバリDVD作成の方法をご案内します。
- この手順書作成に当たっては、W2E付属リカバリDVDとR3Eリカバリパーティションを比較し、追加・修正を行ったものです。
- よって精度はそれなりに高いはずですが、機種により修正が必要となるかもしれません。その点ご了承下さい。
- 対象
- CF-R2,R3,R4,T2,T4 (R1, T1はバッチファイル構成が異なるため対象外)
- CF-R4J/T4J/R5/T5は次項も併せて確認
- 準備
- USB接続のDVD書込ドライブ
LF-P*67Cなどの純正品、もしくはUSB-IDE変換ケーブル+市販DVDドライブ
母艦でDVDを焼く場合はDVDコンボ(KXL-CB**AN)でも可
- FDドライブ
B'sRecorderでブータブルDVDを作成する際に必要となる
USB接続のFDドライブ、もしくはVirtual Floppy Drive(便利なツール参照)
母艦でDVDを焼く場合には母艦FDを利用
- ブランクDVD1枚(DVD±RW推奨)、ブランクFD1枚
- リカバリデータ保存
- エクスプローラのフォルダオプションを変更
「すべてのファイルとフォルダを表示」を選択
「保護された〜」を外す
- [c:\util\oxp\tools\showRHDD.js]を実行。再起動後にリカバリ領域可視化
- Cドライブに適当な作業フォルダを作成し、リカバリドライブの内容全てをコピー
- [c:\util\oxp\tools\hideRHDD.js]を実行。再起動後にリカバリ領域隠蔽
- 不足ファイル補完
- Microsoft サポートからMSCDEX223をダウンロードして実行
http://support.microsoft.com/kb/q123408/
- 解凍したMSCDEX.EXEを取り出し、作業フォルダ[\windows\command]にコピー
- 作業フォルダ[\tools]にある[CHKAC.EXE]を同じフォルダにコピー
- [コピー 〜 CHKAC.EXE]を[jchkxpp.exe]にリネーム
- 起動FD作成
- 「MS-DOSの起動ディスク作成する」をチェックしてFDフォーマット
- 起動FD内のファイルを一旦全て削除
- 作業フォルダから以下のファイルを起動FDにコピー
[COMMAND.COM][IO.SYS][MSDOS.SYS][CONFIG.SYS][AUTOEXEC.BAT][SETENV.BAT]
- 作業フォルダから[WINDOWS]フォルダと[JA] or [FD_JA]フォルダを起動FDにコピー
- PanasonicサイトからMS-DOS版USBドライバをダウンロード
http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/other/f2h_usb.html
- ドライバを解凍し[usbaspi.sys][usbcd.sys][ramfd.sys]を起動FDにコピー
- 設定変更・修正
- 起動FD[config.sys]のドライブ名[c:\]を全て[a:\]に書換
JKEYB.SYSやCOMMAND.COMのパラメータにも[c:\]があるので見落とさないように[a:\]に書換
- 起動FD[config.sys]の最終行に下記3行を追加
DEVICE=A:\RAMFD.SYS
DEVICE=A:\USBASPI.SYS /E
DEVICE=A:\USBCD.SYS /D:MSCD000
- 起動FD[setenv.bat]の環境変数%BOOT%と%DVD%を修正
rem -- Boot device --
rem set BOOT=HD
rem set BOOT=FAFD
set BOOT=USB
rem set BOOT=BUILTIN
....
rem -- DVD flag --
rem In DVD, a value is "TRUE". Otherwise, comment out.
set DVD=TRUE
- ブータブルDVD作成
- B'sRecorder起動
- 作業フォルダの内容全てをDVDルートディレクトリに展開
- トラック01のプロパティを開き「起動ディスクから作成」でブータブル設定
- ボリューム名称を[RECOVERY]に設定
- ディスクアットワンスで焼く
- 動作確認
- 再起動して[F2]を押しBIOS設定画面に入る
- USB-CDの起動優先度をHDDより上にする
- リカバリDVDで起動。選択メニューまで表示されれば成功
■ リカバリDVD作成方法(CF-R4J/T4J/R5/T5編) ■
- R4J/T4J以降、リカバリ仕様が変更となった(情報提供:Part88-499,500,Part89-628)
- 「リカバリDVDを使うならHDDリカバリ領域を消すけどいいか」といった注意が追加
動作確認が取れるまではリカバリ領域のバックアップを取っておくと安心(詳細手順は別項参照)
- リカバリ起動OSがWindowsME → IBM PC-DOS 7.1に変更。これに伴い作成手順を一部修正
- 「4. 不足ファイル補完」の2番目
- 解凍したMSCDEX.EXEを取り出し、作業フォルダ[\dos]にコピー
- 「5. 起動FD作成」は下記手順に差し替え
- その他項目は同じ手順で
■ 外付HDDからのリカバリ方法 ■
外付HDDにリカバリデータをバックアップして、そこから復元する手順です(玄人向)
- 対象
- 制限事項
- DVD版とは異なり、かなり制約条件が厳しいです
- リカバリ選択は「工場出荷状態に戻す」のみ。パーティション分割等は不可
- エラーチェックで止まることもあるので、MS-DOSバッチファイルを扱えること
- 準備
- USB接続HDDケース(2.5"でも3.5"でも可)
- USB-FDD、空きFD1枚、リカバリ専用HDD(4GBもあれば十分)
- 外付HDDをFAT32形式でフォーマット
- リカバリデータ保存
- エクスプローラのフォルダオプションを変更
「すべてのファイルとフォルダを表示」を選択、「保護された〜」を外す
- [c:\util\oxp\tools\showRHDD.js]を実行。再起動後にリカバリ領域可視化
- 外付HDDのルートディレクトリにリカバリドライブの内容全てをコピー
- [c:\util\oxp\tools\hideRHDD.js]を実行。再起動後にリカバリ領域が隠蔽
- 起動FD作成
- 「MS-DOSの起動ディスク作成する」をチェックしてFDフォーマット
- 起動FD内のファイルを一旦全て削除
- リカバリデータから以下のファイルを起動FDにコピー
[command.com][io.sys][msdos.sys][config.sys]
- DOS版USBドライバ補完
- 環境設定
- リカバリ実行
■ モデルによるリカバリの違い ■
| モデル | 型式末尾 | プロバイダ接続Soft | ウイルス対策Soft | 壁紙 | | 量販店 | 'R' | あり | あり | R/T/W/Yシリーズ毎に設定 | | パナセンス | 'P' | あり | あり | XPデフォルトの草原 | | 企業 | 'S' | 削除 | 削除 | XPデフォルトの草原 |
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